米国OFAC規制 - Viva La Vida

¿Asere, qué bola?

Por acá estamos muy bien.✌🏽🍣

先週、兵庫県までお出掛けで高速道路走ってたら、ティルソがやらかしてくれました。⚡️

速度38kmオーバーで覆面に捕まったよねー。🚓🚨

あと2kmオーバーやったら赤切符切られて免停＋6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金＋VISAの申請やら帰化申請やら全てに影響が...。

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もうほんっっまに危なかった❗️

調子乗るなって神様がギリギリのところで教えてくれて助かったと思ってます、まじで。笑

やっと日本に来れて人生これからなんやから、ひとつずつ得たものの大切さを忘れずにきっちり生きてくれと伝えました。笑

さてさて、今回のブログでは、キューバ人のティルソが日本に来て最初に大苦戦したことの一つ、「銀行口座の開設」についてお話しします。

結論から言うと、貯蓄用の銀行口座を開設したかったのですが、キューバ国籍というだけで、京都市内のローカルバンク、シティーバンク合わせて4つの銀行に断れました。

何度も電話で問い合わせたり、直接支店に交渉しに行ったり、結局何でも私が手続きをすることになるのでストレスフルな期間でもありました😥

まず、なぜ申請が却下されてしまったのか。

少し情報をシェアしますね。📚

「なんでアメリカが関係するの？」と思うかもしれませんが、繋がりが見えてくるので読んでみてください。

[キューバとアメリカの関係について]

1962年にアメリカがキューバへの経済制裁を開始します。長期に渡りこの制裁が続きますが、オバマ政権期には、キューバとの対話を重視するようになり、外交関係が再開されます。

がしかーし、トランプの登場 🦹🏼‍♂️で、またまた両国間の関係が悪化。キューバを再び制裁リストに追加し、渡航制限やアメリカからキューバに住む親族への送金制限を含む金融制裁等を強化しました。

[OFAC規制]

その中の一つに「OFAC規制」というものがあります。OFAC＝The Office of Foreign Assets Control (財務省外国資産管理室)の略称で、外交政策・安全保障上の目的から、アメリカが指定した国や地域との取引禁止や資産凍結などの措置を講じるというものです。

じゃあ、なぜ日本の私たちが、アメリカ財務省の規制を気にしないといけないのか、ここで簡単に説明します💡

このOFAC規制ですが、国(法人)、アメリカ国籍保有者、アメリカ居住者に対して「大統領が指定した対象の国、法人、個人などの資産を凍結する義務を課す」というものです。

この延長で、まず日本法人でアメリカに拠点を持つもの、例えば銀行や大手企業などは直接の対象となってしまいます。

そして国内から海外送金をしようとする法人・個人、或いはそれを代行する（海外拠点のない）地銀なども、外貨建て、特にドル建ての送金をしようとすると、ほぼこの規制対象となる機関を利用することになるために、送金先等が制裁対象であれば間接的に規制を受ける、という事になります。

少し複雑かと思いますが、要は、ただ貯蓄用の口座であろうがあるまいが、今後万が一、指定された国や地域との取引が確認された時点で、銀行にとってはマイナスでしかないということになります。

なので、そんなリスクを背負ってまで、これらの国や地域に該当する人を受け入れたくないわけです。

どの銀行に行っても、以下に該当する国が関与 • 関係する取引については、直接・間接を問わず、弊行ポリシーにて一切お取り扱いできません。と書かれています。

包括的制裁対象国（イラン・北朝鮮・キューバ・ベネズエラ・シリア・クリミア地域・ドネツク人民共和国（自称）・ルハンスク人民共和国（自称））

どれだけ説明しても出来ないの一点張りで、諦めて最後に行ったのが「三菱UFJ銀行」🏦

朝の9時〜15時まで銀行に居て、本部と話し合わなあかんから時間くれと言われ更に17時まで待って。

そしたら、本部からOKが出ました！って言われて。

いやぁ〜めっちゃ嬉しかったし感謝した！